介護技能評価試験の合格者数の推移

2019年から、特定技能介護の技能評価試験が各国で行われています。今年の10月までの合計で16万人以上が合格しています。これに対して2025年6月末現在の特定技能介護の在留外国人数は約55,000人で、試験合格者の約34%が日本で特定技能外国人として介護現場で働いているということになります。それでは各国別の状況はどのようになっているのでしょうか?詳しく見てみましょう。
1.国別合格者数の推移
これまでの合格者数の累計が最も多い国がミャンマーです。2025年度は10月までの合格者数しか反映されていないので、急激に合格者数が減っているように見えますが、あと5か月分の数字が足されることに注意が必要です。2番目は日本国内での合格者です。3番目がインドネシアで、近年その数が急激に増えてきています。4番目、5番目はネパール、フィリピンと続きます。6番目以降はタイ、スリランカ、インド、カンボジア、ベトナム、バングラデシュ、モンゴル、ウズベキスタン、パキスタンの順になっています。
2.各国の事情
各国の合格者数と、日本に在留する特定技能介護人材の国別人数を重ねてみると、各国のいろいろな事情が見えてきます。(在留外国人数は2025年6月末現在の数字) 
日本での合格者の国別内訳がわかりませんが、例えば中国では特定技能試験が行われていないので、1,220人は全員日本で試験を受けたと思われます。また、ベトナムでは、合格者が1,017人しかいないのに、9,713人の特定技能介護人材がいるということは、かなりの数のベトナム人が日本で試験を受けていることがうかがえます。技能実習生や留学生からの在留資格変更が多いと思われます。また、最近インドやバングラデシュ、モンゴルからの特定技能介護人材の話を良く耳にしますが、試験合格者、在留外国人数ともにまだまだこれからといったところでしょうか。 

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