文化の違いをどう乗り越えるか

1.外国人採用に当たって考えること
外国人を採用する際に、最も判断が難しい点は、その人が組織で働くということを理解して、日本の組織に順応できるかどうかをを見極めることではないでしょうか?日本語レベルや、基礎的学力、コミュニケーション能力などは、事前の面接で、ある程度把握ができますが、日本の組織に順応できるかどうかの判断は難しい面があります。自己紹介では、「協調性があります」とか「チームワークを大切にします」と言いますが、本当の意味で組織に適応できるかどうかは、本人の資質と来日後の教育にかかっていると思います。 欧米や中国のような国では、どちらかというと個人プレーを重視する傾向にありますが、日本では組織の一員として行動し、集団で成果を出していくことが求められるのです。 そもそも、特定技能人材を多く輩出しているような国々では、会社で働いた経験がない人や、組織という概念が涌かない人も数多くいます。 例えば、日本のレストランで働いているときに、お役様との間で何かトラブルが発生し、自分ひとりで解決しようとして、逆に問題を大きくしてしまうことがあります。また、お店で起こったトラブルとその顛末をみんなで共有して、同じようなトラブルを未然に防いだり、あるトラブルに対して、他のお店の従業員全員が同じ対応ができるように、業務を平準化しようとか、そういったことに思いを馳せることができるかどうかということは日本の会社で働く際に非常に重要なポイントになってくると思います。 いわゆる、「ほうれんそう」がどうして大切なのかを、本当の意味で理解するためには、日本の文化や習慣、日本人のものの考え方を知る必要があるのです。 
2.PANDAテストについて
弊社では、PANDAテストという、母国語で行う適性検査を採用しており、日本の組織に適応できる資質を持っているかどうかを把握しようとしています。PANDAテストとは、約20分で、107項目の母国語での質問事項に答えてもらい、その人の性格、適性、特に組織内でパフォーマンスを発揮できる資質を持っているかどうかという点を独自のアルゴリズムで数値化したものです。 評価の軸としては、この「組織内行動特性」の他に、業務を行う上でどのようなことに対してストレスを感じる傾向にあるかを測る「ストレス要因」、それからそのストレスに対する耐性を見る「ストレス対処スキル」、そして社会的コミュニケーション能力を見る「対話スキル」という4つの軸があります。 職場での評価を見ると、ある一定の傾向が出ており、採用面接の際の参考資料として活用してもらったり、採用後の教育、指導の参考にしてもらっています。 

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