教科書での文法学習だけでは、どうしても会話力が身につきません。
日本語で聞いたものを頭の中で母国語に翻訳してから理解し、それに対する答えを母国語で考えてから、それを日本語に翻訳して発話するという作業を繰り返しているからです。
【INPUT】では 日本語⇒母国語⇒理解、【OUTPUT】では、母国語⇒日本語⇒発話 というステップを踏んでいるのです。これでは、INPUTの時に、ひとつの日本語の単語の意味がわからない、または、OUTPUTの時に、自分の言いたい単語の日本語訳がわからいと、それだけで言葉が出てこなくなってしまいます。
授業の中でシャドーイングを取り入れることによって、今までの頭の中で翻訳するやり方から、日本語で聞いて、日本語で考えて、日本語で反応できるようになります。