ミャンマーのデマンドレターについて

1.ミャンマーのデマンドレターの申請受付再開
ミャンマーの特定技能の申請に当たっては、入管への在留資格認定証明書交付申請と並行して、ミャンマー政府によるデマンドレターの審査が行われます。
デマンドレターとは、日本のミャンマー大使館に対して、求人情報に関する審査を依頼する申請書の事を指します。
一連の手続きの流れを示したのが下の図です。
上段が入管に対するCOEの審査の流れで、下段がミャンマー政府によるデマンドレターの審査の流れになります。
これまでは、日本側、ミャンマー側の審査は並行して行われ、審査機関も約3~4ヵ月でしたが、2025年6月2日以降、ミャンマー大使館でのデマンドレターの申請受付がストップしてしまいました。
それが、2025年10月20日からようやく再開されたのです。これまでの流れから、今後のミャンマー側の審査がどのようになっていくかを考察してみました。
2.デマンドレター審査再開までの流れ
ミャンマー軍事政権は、これまで徴兵制で若者の出国を制限する一方で、外貨獲得の手段として海外出稼ぎを奨励していましたが、2025年1月の労働大臣が交替したのを契機に、出国を制限する方向に舵が切られました。
そして3月には現地送り出し機関1社に対して月15名までというクォーター制が導入されました。
それまでも男性に関しては徴兵制の関係で、出国制限が厳しくなっていましたが、女性に関してはほぼ出国制限がありませんでした。それが、15名まで、しかも申請は月1回までという制限が設けられたのです。

そんな矢先にマンダレー近郊での大地震が発生し、労働局の建物や人員も大きな被害を受けました。

そのような混乱の中、デマンドレターの新規受付が6月2日以降ストップしていたのです。
 3.デマンドレター申請受付再開
そして、10月20日にようやくデマンドレターの申請受付が再開されました。これまでは、ほぼ毎週1回新規受付の対象企業が発表されていましたが、クォーター制の導入によって審査機関の短縮は予想できますが、これからどのくらいの頻度で発表されるのか、今後の動向には注意が必要です。
ミャンマーでは12月に国政選挙が予定されていますが、地方では反政府勢力が実効支配している地域もあります。
まだまだ混乱が予想されるミャンマーですが、弊社では引き続きミャンマー人材の育成、教育に力を入れていきます。
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