ミャンマーの人口と進学率

1.ミャンマーの人口動態
ミャンマーの人口は約5,500万人、年々増加していますが、その増加率は近年急激に下がってきています。
人口動態的には、まだまだ若い国であると言えますが、今後若い労働力は確実に減っていくことが予想されます。 1980年代までの高い出生率の影響で、2000年~2015年頃までにピークを迎えた18歳人口は、今後徐々に減り始め、2020年代後半から2030年代にかけて、確実に減り始めます。都市化や晩婚化、さらには若者の海外流出の影響で、2000年代以降出生率が着実に下がってきているのです。
2.高校、大学進学率
次に、ミャンマーでの高校、大学の進学率を見てみましょう。 1970年代から2020年まで、ミャンマーの進学率は年々増加していました。 1970年代 前期中等教育(中学相当) 15~25%後期中等教育(高校相当)   5~10%高等教育(大学相当)           1~  2%  2020年 前期中等教育(中学相当)  79%後期中等教育(高校相当)   46.6%高等教育(大学相当)             20% ところが2021年の軍事クーデター以来、各段階の進学率は大幅に低下しています。理由としては軍政へのボイコット、教職員のストライキや大量離職、治安の悪化、教育制度への信頼が崩壊したことなどが挙げられます。また、同時期にコロナの影響により、通学できなくなったことも、この傾向に拍車をかけました 現在の進学率は実際に公表されている数字よりかなり低いと見られています。(下記は実態を予想した数字) 前期中等教育(中学相当)  50%後期中等教育(高校相当)     30%以下高等教育(大学相当)             10%以下 実際、高校、大学の年代の若者で高卒や高校中退という人が増えてきており、今後中卒や中学中退という若者も増えてくると思われます。 学歴ではなく、人物評価がより重要になってくるでしょう。

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